【PIST6研究】独自のタイム補正値というデータを作ってみたので、予想に使えそうか検証してみた

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独自のタイム補正値

こちらのページで最新の賞金データを公開しました。

賞金も研究データとして活用できるようになりましたので、タイムとレース結果の相関に関して研究を進めたいと思います。

PIST6で分かりずらいこと

PIST6では、前日に200mタイムを計っています。

しかし、そのタイムと結果が確実に連動するわけではなく、タイムをどのように扱って良いか分かりかねています。

もちろん、大きな差があれば有効なデータとなりますが、タイム差が小さい時に、レースが上手いのかどうかを検討する材料がありません。

そこで、獲得した賞金をタイムに置き換えることでTTタイムと実際の実力タイムの比較をできるように研究しました。

タイム補正値の算出

レース結果=賞金獲得額と仮定し、タイムと比較して賞金を稼げているか?を数字化が必要です。

そこで、以下のようなデータの算出を行いました。

まず、TT平均タイムをランキング化し、順位を付けました。

さらに、賞金総額と平均賞金額を算出し、それぞれランキング化しました。

賞金総額と平均賞金額の順位のTTタイムを割り当て、3つのタイムの平均をその選手の実力タイムとしました。

TT平均タイムより実力タイムのほうが低い値であれば、タイムよりレース結果が良い選手、高い値であれば、タイムより結果が出ていない選手と表現することができます。

この高い低いの値をそのままタイム補正値とし、レースが上手いかどうかに活用できないか検証してみます。

ということで、まずは実力タイムの上位20名を見てみましょう。

  実力タイム 平均タイム 補正値
雨谷 一樹 10.127 10.085 0.042
山田 義彦 10.167 10.216 -0.049
志田 龍星 10.235 10.382 -0.147
根田 空史 10.266 10.245 0.021
三浦 翔大 10.271 10.331 -0.06
晝田 宗一郎 10.283 10.388 -0.105
中川 誠一郎 10.286 10.130 0.156
早坂 秀悟 10.291 10.285 0.006
瓜生 崇智 10.293 10.379 -0.086
伊藤 信 10.299 10.200 0.099
朝倉 智仁 10.310 10.283 0.027
神山 拓弥 10.320 10.540 -0.22
脇本 勇希 10.327 10.284 0.043
望月 一成 10.329 10.446 -0.117
隅田 洋介 10.331 10.256 0.075
藤井 昭吾 10.336 10.403 -0.067
堀江 省吾 10.353 10.458 -0.105
吉田 有希 10.359 10.165 0.194
伊藤 旭 10.366 10.401 -0.035
曽我 圭佑 10.366 10.387 -0.021

このランキングを見てみると、レースで結果を出している選手が上位に来ているため、有効な数値である可能性があります。

平均タイム58位の神山 拓弥選手が12位まで順位アップしているところも納得感があります。

次に補正値ランキングを見てみます。

田中 弘章 -0.406
塚本 大樹 -0.335
河合 康晴 -0.308
連佛 康浩 -0.303
宇佐見 優介 -0.303
深澤 伸介 -0.283
志智 俊夫 -0.275
小林 泰正 -0.274
名川 豊 -0.27
原 司 -0.261
多田 司 -0.254
野中 祐志 -0.246
時松 正 -0.24
佐藤 明 -0.235
吉竹 尚城 -0.227
須永 優太 -0.224
神山 拓弥 -0.22
中曽 直彦 -0.217
奥出 健士郎 -0.203
飯島 淳 -0.201

意外な選手がランクインしていますが、志智 俊夫選手、連佛 康浩選手、神山 拓弥選手など、レースが上手い選手が入っていることから、有効な数値と言えそうです。

次回の研究内容

タイム補正値と実際のTTタイムを足し、その開催の実力タイムを算出します。

その実力タイムと、レース結果にどれだけ差があるか、研究したいと思います。

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PIST6研究所
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