【PIST6】ラウンド11デイの結果振り返り|レース予想のために必要なデータとは?

pist6

ラウンド11での選手の評価

タイムトライアルの平均タイム、獲得賞金額、平均獲得賞金額の3つをタイム値に変換し、選手の平均タイムとの差をタイム補正値として算出しました。

ラウンド11出場選手のタイムとタイム補正値を計算し、前日時点の実力をランキング化しています。

このランキングとレース結果がどの程度相関関係や、有効なデータを見つけるために、レース展開を検証してみます。

1Rの結果

車番 並び 名前 実力ランク 初回 ランク順 結果
1 2 東矢昇太 5   2 2
2 5 藤井昭吾 3   1 1
3 3 佐野多喜男 25   5 3
4 4 吉田裕全 21   3 4
5 1 松丸裕紀 31   6 6
6 6 吉竹尚城 23   4 5

1着、2着はランク順となりましたが、3着はランク順から外れる結果となりました。

しかし、参加選手の中のランキングでいうと、21位、23位、25位とほぼ横並びということもあり、精度はかなり良いといえます。

【PIST6】3/19 SEASON ZERO ラウンド11|1次予選A レース+勝利者インタビュー

レースとしては、吉田裕全選手が最初に仕掛けますが、藤井昭吾選手が後ろから先行を取り、東矢昇太が追いかける展開。

2人のスピードに後続は付いていけず、吉田裕全選手を先頭に第二集団を形成。

1着2着はそのままゴール。

第二集団では、風よけのいない吉田裕全選手を、後方で待機していた佐野多喜男選手がゴール前でかわしゴール。

最初の仕掛け:吉田裕全選手(4番手)
ラスト一周の先頭:藤井昭吾選手
ラスト1周の並び:2,1,5,4,3,6

2Rの結果

車番 並び 名前 実力ランク 初回 ランク順 結果
1 3 佐藤友和 2   1 1
2 5 木村直隆 6   2 2
3 6 河村雅章 16   4 失格
4 1 名川豊 15   3 3
5 4 鳥生知八 30   5 5
6 2 飯田威文 33   6 4

2Rは1着2着3着全て、ランク順で決定しました。

【PIST6】3/19 SEASON ZERO ラウンド11|1次予選B レース+勝利者インタビュー

木村直隆選手が先行し、残り1周まで先頭で走ります。

残り2周半から上がってきた河村雅章選手に乗って、佐藤友和選手も上がってきます。

残り1周からは佐藤友和選手がスピードに乗り、先頭でゴール。

2着3着も順位が変わることなくゴール。

最初の仕掛け:木村直隆選手(5番手)
ラスト一周の先頭:木村直隆選手
ラスト1周の並び:2,3、1,4,6、5

3Rの結果

車番 並び 名前 実力ランク 初回 ランク順 結果
1 5 早坂秀悟 1   1 4
2 4 青野将大 4   2 3
3 1 稲垣裕之 18   3 1
4 6 永田修一 24   5 6
5 2 成清貴之 32 6 2
6 3 田中弘章 19   4 5

1着から3着まで、ランク順が3位、6位、2位となり、波乱となりました。

払戻金は21,480円となり、このような波乱を読めるようなデータを作りたいものです。

波乱を演出したのは、2回目出場の稲垣裕之選手と初出場の成清貴之選手になります。

初出場だとデータが無いため、タイム補正が計算できず、実際の実力と差が出てしまいます。

また、出場歴が浅い選手は250バンクへの適応できていない時のデータも反映されてしまうため、過小評価に繋がってしまいます。

【PIST6】3/19 SEASON ZERO ラウンド11|1次予選C レース+勝利者インタビュー

田中弘章選手が最初に仕掛け、さらに残り2周で稲垣裕之選手が先頭に立ちます。

稲垣選手の先行に合わせて、成清貴之選手も2番手で最終周回。

4番手から青野将大選手が追い上げてきますが間に合わず3着。

積極的に仕掛けた稲垣選手がPIST6初の1着となりました。

最初の仕掛け:田中弘章選手(3番手)
ラスト一周の先頭:稲垣裕之選手
ラスト1周の並び:3,5,6,2,1、4

4Rの結果

車番 並び 名前 実力ランク 初回 ランク順 結果
1 3 中島詩音 9   1 1
2 2 渡邉豪大 10 2 3
3 5 穴井利久 13   3 4
4 1 白戸淳太郎 22   4 5
5 4 津村洸次郎 30 5 2
6 6 花田将司 34 6 6

4Rはランク順よりも並びで決まったレースとなりました。

並びを係数化して、実力と並びを踏まえたレース予想ができると良いですね。

【PIST6】3/19 SEASON ZERO ラウンド11|1次予選D レース+勝利者インタビュー

6番手から花田将司選手が先頭を狙って仕掛けますが、それに渡邉豪大選手が合わせ、先頭を奪取。

大外から中島詩音選手と、その後ろの津村洸次郎選手がスピードを上げてきます。

最終周回でもスピードを保ち、中島詩音選手、津村洸次郎選手の順でゴール。

3着は最後に力尽きた渡邉豪大選手となりました。

最初の仕掛け:渡邉豪大選手(2番手)
ラスト一周の先頭:渡邉豪大選手
ラスト1周の並び:2,1,3,5,6,4

5Rの結果

車番 並び 名前 実力ランク 初回 ランク順 結果
1 1 原田亮太 7   1 1
2 3 小島歩 12 2 3
3 2 大森慶一 14   3 2
4 6 大矢将大 20   4 6
5 4 安東宏高 28   5 4
6 5 時松正 35   6 5

5Rは6名の選手が一度も並びが変わらずゴールしたレースとなり、単調なレースとなりました。

レース中盤で、スピードのある選手が先行していると、並び順で決まりやすい傾向にあるのかもしれません。

【PIST6】3/19 SEASON ZERO ラウンド11|1次予選E レース+勝利者インタビュー

このレースはほぼ展開が無く、実力で勝る原田亮太選手が先行してじわじわとスピードを上げていくと、後方の選手は付いていくので精いっぱい。

前方にいる選手は仕掛ける必要はありませんでしたが、後方の選手はスピードが出る前に仕掛ける姿勢が必要なレースでした。

最初の仕掛け:原田亮太選手(1番手)
ラスト一周の先頭:渡邉豪大選手
ラスト1周の並び:1,3,2,5,6,4

6Rの結果

車番 並び 名前 実力ランク 初回 ランク順 結果
1 1 今藤康裕 8   1 2
2 5 渡邉雅也 11   2 3
3 2 渡辺正光 17   3 1
4 6 渡邉直弥 26 4 6
5 3 坂本亮馬 27   5 4
6 4 宇根秀俊 36   6 5

6Rは、渡辺正光選手が5番手から4人を捲ってゴール。

予想以上の実力とPIST6の適性を見せつけました。

2着3着はランク順での決着となりました。

【PIST6】3/19 SEASON ZERO ラウンド11|1次予選F レース+勝利者インタビュー

最初に仕掛けたのは、6番手から渡邉直弥選手。

渡邉直弥選手に乗るようにスピードを上げ、次に先行したのは渡邉雅也選手。

その後、最後方から坂本亮馬選手が2番手にまで押し上げ、最終周回。

前方の選手に疲れが見え、スピードが落ちていくなか、外から今藤康裕選手、さらに大外から渡辺正光選手が上位をうかがい、スピードに乗ってゴール。

渡辺正光選手が1着、今藤康裕選手が2着、渡邉雅也選手が3着となりました。

最初の仕掛け:渡邉直弥選手(6番手)
ラスト一周の先頭:渡邉豪大選手
ラスト1周の並び:2,4,5,1,3,6

タイム補正値の使い方

タイム補正値は、レースの予想にそれなりに有効そうです。

しかし、並び順のほうが予想に重要であったり、初回参加選手や参加回数が少ない選手にはあまり有効ではなく、データを信じすぎるのは禁物です。

また、タイム補正値は賞金額を元に算出しているので、4着から6着は同等の評価となり、下位選手のデータが少しブレてしまいそうです。

レース展開

今回検証した6レースの結果を見ると、残り1周で先頭を取っていると3着までには入っています。

また、残り1周で前目にいる選手が3着までに入っている傾向にあり、そこまでに前目のポジションを取れるか、取りきる力があるかというところが、レースの予想に最も重要と言えるでしょう。

pist6
PIST6研究所
タイトルとURLをコピーしました